9月30日、ポールスター札幌において連合北海道女性委員会が主催する「はたらく女性の集会」が開かれた。
今年で、16回目となる本集会には、講師である北海道武蔵女子短期大学の平岡祥孝教授の講演を中心に開かれ、各産別、地協、地区連合から約180名の参加者が集結した。
講演の内容は、テーマを『すべては、「気づき」と「思いやり」から』と題し、人をめぐる時代の潮流、男女平等参画社会とはいえまだまだ男性社会であるその実態、仕事への視点、コミュニケーションの重要性など多方面にわたる内容で講演が進められた。
とりわけ、仕事を通した男女共同参画には、長期的・全体的・本質的・多面的な視点を持つことが重要で、挑戦をして結果を出す(内面的動機)ワークモチベーションの必要性、さらに、人の話しが聞けるコミュニケーション能力の向上等が重要であることなどにも触れた講演内容となった。
今後、働き続ける女性が増える時代を迎え、自助努力の必要性、ミドルの立場になったときの職場環境作り等、女性の特質を生かした働き方は、多いに広がりがあるとの感を受けた。
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