昨年末の非正規を中心とした雇用環境の悪化を踏まえ、少しでも早く労動問題での相談を受ることを基本に据えた、労働相談・無料法律相談・多重債務相談等、連合で開設している窓口の周知街頭宣伝行動が11月21日(土)行われた。
当日は、早朝に降った雪の影響もあり気温は低く、肌を切り裂くような風が吹きすさんでいたが、各労働組合員・各級議員等30名が参加。
荒木連合会長をはじめ、各級議員からは函館の雇用環境や北海道の経済・社会状況が訴えられ、年末を目前に控えて昨年度の様な悲惨な状況を再演させてはいけないとの思いも強く、力の入った訴えがなされた。
また、併せて、職場内での様々な環境の変化や労働条件の悪化、賃金・手当問題、セクハラ・パワハラ、嫌がらせ等の退職勧奨等々についても事例を挙げつつ「泣き寝入りは絶対にしないで!!」と街行く人に訴えると共に、各組合員が一人ひとりに声をかけながらチラシとティッシュを配布した。
おおよそ1時間余りの行動で準備した2000枚に近い配布物はほぼ配り終えたが、組合員の顔と手は寒さの中で真っ赤な状態になっていた。
今回の行動は函館地区としての独自の行動であったが、私たちは先の定期総会において「職場内・労組内における自己満足の運動から、多くの市民に理解と協力される運動、市民の相談窓口となり得れる活動の強化を」との方針を確立し、外へ打って出る運動の充実・強化を求めて行くこととしています。
今後も積極的な行動の積み重ねを求めつつ、少しでも「地域に顔の見える運動」・「労働働組合活動が市民権を得るための活動」を行っていきたいと思っています。
以 上
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