2004年8月23日
駒大苫小牧高校野球部の栄誉を称える
日本労働組合総連合会北海道連合会
会 長 渡部 俊弘
第86回全国高校野球選手権大会で北海道代表の駒大苫小牧が初優勝し、全国4146校の頂点に立った。
駒大苫小牧高校野球部の甲子園における連日の活躍は、アテネオリンピック開催中にもかかわらず、私たち北海道民に限りない興奮と感動を伝えてくれた。
近年、甲子園をわかす強豪チームは、全国の強豪硬式野球クラブから選手を導入し強化を図っているが、駒大苫小牧の甲子園ベンチ入りメンバー18人はすべて道産子である。その道産子が叩き出した今大会通算打率は4割4分8厘、第83回大会の日大三高を上回る大会最高打率である。
道内の景気回復はまだ本格化せず、企業も人も勢いがない。自治体も財政難で四苦八苦し、閉塞感は否めない。
そのような中、積雪寒冷のハンデさえ乗り越えた駒大苫小牧高校野球部の活躍は、北海道の未来に希望の灯をともすとともに、私たちに厳しい毎日を乗り切るための大きな元気と勇気を与えてくれた。
あらためて、駒大苫小牧高校野球部の栄誉を称えるとともに、同じ道産子として誇りを持ち、その活躍に心より感謝を申し上げる。
優勝おめでとう。
以 上