2007年04月08日
日本労働組合総連合会北海道連合会
会 長 渡部 俊弘
統一自治体選挙の前半戦を終えて
知事選/荒井候補、大差で敗北、道議選では民主が躍進!
上田再選、市議選は民主と自民拮抗へ/札幌市長選!
第16回統一自治体選挙の最大焦点であった北海道知事選挙は、昨日から今日未明にかけて投開票が行われ、その結果、私たちが推薦して戦った荒井さとし候補は、大差で敗北するという極めて残念な結果となった。
荒井候補は、国会議員を辞職し、北海道を立て直そうと最後の最後まで愚直に政策を訴え続けながら戦った。私たちは、このことに深く感謝の意を表し労いの言葉を贈りたい。同時に、街角でのフリ−ト−クなど、候補と一丸となって応援を続けられたご家族のみなさんの姿には深い感動が呼び起こされた。
また、同時に投開票された道議会議員選挙では、痛い二人の現職落選があったものの、民主党公認・推薦候補が大きく議席(42)を伸ばして躍進した。 このことは、多くの道民のみなさんが依然として北海道の現状に不安を持っており、現職知事の再選を選択したことが、イコ−ル現状維持を意味するものではないことを物語っている。
さらに、札幌市長選・市議選では、上田候補が再選され、市議選では、民主(21)と自民(23)が拮抗した議席となり、札幌市民は、上田市政の継続発展を議会サイドからも期待したものといえる。
連合北海道は、今回の知事選での結果を厳粛に受け止め、敗北した要因などについて検証し、今後、教訓とすべき課題とそのための改革方向をまとめていく考えである。当面は、差し迫った統一自治体選挙の後半戦の戦いに全力をあげる決意である。
構成産別・地協・地区連合、組合員・家族、退職者のみなさんをはじめ、前半戦の戦いに協力いただいたすべてのみなさんに心から感謝する。ありがとうございました。