2007年3月19日

                                   
雇用保険法改正案の衆議院厚生労働委員会可決に関するコメント

 3月16日、衆議院厚生労働委員会において、雇用保険法改正案の採決が行われ、野党反対、与党賛成で原案が可決された。

 この改正案には、季節労働者に支給されてきた「短期特例一時金」の削減が含まれ、北海道2区選出の三井わきお衆議院議員など民主党の国会議員により、削減の理由や「当面40日分」の期間、通年雇用化の実績などが質問されたが、“雇用保険会計が潤沢な状況でなぜ削減なのか”の理由を明らかにしないままで、採決された。

 連合北海道は、季節労働者の冬季における生活確保に大きな影響があると指摘し、現状維持を強く求めてきたが、委員会の採決はまことに残念であり、今後本会議等において、さらに議論が深められるよう、短期特例一時金の現状維持が実現されることを切に望む。

 同時に、いま行われようとしている。統一地方選挙において、政府の冷酷な政策とそれに追随する高橋道政の無策を広く道民・有権者に知らせ、荒井さとし知事実現の運動への理解と協力を広めるよう努める。

以上