2006春季生活闘争 連合北海道 春季生活闘争本部・情報センター
2006年4月20日 
NO.19

札幌圏06春闘勝利!地場労組支援解決促進総決起集会
力あわせて闘い抜こう!
 
 連合北海道、石狩地協、札幌地区連合三者主催の「地場中小組合 解決促進総決起集会」が19日、札幌市で開催され、参加した150名の組合員は前年実績を上回る結果を出し、地域への相場波及となるよう闘い抜こうと確認しあった。
 主催者を代表して挨拶した連合北海道の渡部会長は、「額・率とも前年を上回っているが、問題はこれからだ。最低でも妥結基準をめざして全力をあげて闘ってほしい」と訴え、「小泉政権は格差の否定、セーフティネットもズダズタにしてしまうなど、働く者にとって不条理なことが多い。怒りを結集して今後も闘っていこう」と呼びかけた。
 引き続き、石狩地協の伊藤事務局長が今後の春闘日程や妥結目安について提起した他、今年初めて取り組んだ全国求人情報協会(全求協)への協力要請について、「おとり広告問題などを指摘した。フリーター・ニート問題について全求協も取り組んでいることが判明した。話し合いを継続させ、相互の情報を共有化させていきたい」と報告した。
 集会では4産別・単組から決意表明がされた。全自交の三上書記長は「企業内最賃をめざして闘っているため、例年よりも解決状況が遅れているが、皆さんと共に頑張る」、公清企業アルバイト支部の神原支部長からは「アルバイトだけの組合を結成してから働く環境が良くなった。今後も格差社会に対するメッセージを発信したい。アルバイトも組合を作ることが当たり前になればいい。職場の非正規社員に力を貸してほしい」、季節労札幌地区本部の新野事務局長は「季節労働者の命と暮らしを守るために、あらゆる闘いを展開する。ご支援を」、悪質マッサージ事業者と裁判闘争をしている札幌パートユニオンの金子直子さんからは「労働者一人では無力。泣き寝入りしないで闘ってきた。これからも闘っていくので引き続きご支援を」と、それぞれ報告と決意が表明され、お互いに支援しあって闘っていこうと確認した。
 
 
【回答・妥結情報】
 
産別名 組合名 要求額 要求率 妥結額 妥結率 一時金・その他
自動車総連



 
旭川トヨペット労組 5,630 2.58 4,530 2.07 年間一時金4.2ヶ月
カローラ釧路労組 5,000 2.22 4,450 1.98 年間一時金4.11ヶ月
ダイハツ北海道労組 4,800 2.07 4,800 2.07 年間一時金5.0ヶ月
旭川ダイハツ労組 5,200 2.51 4,000 1.93 年間一時金4.6ヶ月
道東ダイハツ労組 4,500 2.12 3,500 1.65 年間一時金4.6ヶ月
電力総連



 
北海電気工事労組 6,200 2.00 定昇確保    
北電総合設計労組 5,460 2.15 1,190 0.47 年間一時金5.1ヶ月
北電ライフシステム労組 7,000 3.07 4,300 1.89 夏季一時金2.31ヶ月
セントラルフォーム労組 4,500 1.98 3,026 1.30 夏季一時金1.5ヶ月
苫東コールセンター労組 5,400 2.00 3,300 1.21 夏季一時金2.27ヶ月
紙パ連合 丸彦渡辺建設苫小牧労組 3,200 1.80 1,500 0.84 年間一時金3.44ヶ月
石狩地協 SGU道新アクティ 19,000 7.80 6,800 2.79  

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