V3ならずとも駒苫は栄光と輝く!
感動をありがとう! そして、お疲れ様でした
再試合となった本日の第88回全国高校野球選手権大会決勝において、73年ぶりの夏の三連覇をめざした南北海道代表の駒澤大学付属苫小牧高校は西東京代表の早稲田実業と対戦し、3対4で準優勝となった。
小技を生かした2回戦、「逆転の駒苫」を再現した3回戦・準々決勝戦、強打の智弁和歌山を力でねじ伏せた準決勝、そして手に汗握る投手戦を展開した決勝戦。最終回、1点差まで詰め寄った決勝再試合。北の凍てつく大地で日々たゆまぬ練習を積み重ね、のびのびとプレーし3年連続で決勝に勝ち上がった駒大苫小牧高校。王者の看板を背負い、勝ち続けるという重圧に耐え抜き、闘い抜いた北の勇者達に心からの拍手を送りたい。
北海道の経済をはじめとする状況はまだまだ厳しいものがある。雇用や賃金など道民は苦しい環境の中で生活している。こうした中、駒大苫小牧高校の選手の活躍は、道民に多くの感動と夢を与えてくれた。
そしてどんなに苦しくとも満面の笑顔とみなぎる闘志をもち、苦難を乗り越える勇気と力を与えてくれた監督、選手の皆さんに感謝と敬意を表する。
ありがとう 駒大苫小牧高校! ご苦労様 駒大苫小牧高校! おめでとう早稲田実業!
2006年8月21日
日本労働組合総連合会北海道連合会
会 長 渡 部 俊 弘